CATEGORY:公共施設

住田町新庁舎

  森林・林業日本一のまちづくりを目指す住田町の、町産材を用いた純木造庁舎建築です。前田建設工業・長谷川建設との3社設計・施工JVおよび、近代建築研究所・ホルツストラとの協力体制により他に類例を見ない木構造の建築物を実現することができました。21.6mの長大スパンを可能としたレンズ型トラス梁、採光条件を満たしながらも水平応力にも耐えるラチス耐力壁など、執務環境の快適性向上に寄与する構造上の工夫を数多く行っています。また、町産材のペレットを木質バイオマス燃料として利用し、冷暖房エネルギーにおいても地産地消を行うことを試みています。