㈱三菱地所設計との設計共同企業体として取り組んだ、行政・交流・商工・金融の機能を併せ持つ複合庁舎です。

周辺の山並みと調和する建物形状と落ち着いた外観色、さらには町の特産品であるワインのボトルをイメージした外装ルーバーが葛巻らしさを創出しています。外装ルーバーや内装材には可能な限り町産木材を使用しました。

以前から風力発電やバイオマス等に力を入れてきた「クリーンエネルギーの町」として、新庁舎でも積極的にクリーンエネルギーに取り組みました。天候や地域に左右されない安定した再生可能エネルギーである地中熱を空調設備に導入、屋根には86.4㎾の太陽光発電パネルを備え、環境に優しい建物となっています。

今後２期工事として庁舎西側に大屋根広場や消防分署を整備する予定です。